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院長コラム

痛くはない。でも、これって歪んでるよね?

痛くないからこそ、これが普通なのか分からない

「顎は痛くないし、
口も開くんです」

ただ、口を動かすと音がする。

大きく開けきる時と、
閉じる時には少し引っかかる。

鏡を見ながら口を開けると、
下顎が真っすぐ下がらず、
左右へずれて動いている。

口を閉じている時も、
顔の中心に対して
下顎がずれて見えます。

そして、気になっているのは
下顎だけではありません。

下顎の位置がずれていることで、
顔全体も左右に歪んで見える。

本人も、そのことには
気づいていました。

それでも痛みはなく、
食事もできるため、

「これって変なのかな?」

「もともと、みんなこのくらい
ずれているのかな?」

と、だんだん分からなくなっていたそうです。

顎関節症というと、
強い痛みや口の開けにくさを
思い浮かべるかもしれません。

けれど実際には、
痛みがなくても、

音や引っかかり、
口を開け閉めする時の動き、
下顎の位置、顔全体の歪みが気になって
来院される方もいます。

口を開けると、歪みがよく分かる

口を閉じている時にも、
下顎や顔全体の左右差は見えます。

ただ、顎の歪みが
より分かりやすく現れるのは、
口を開け閉めする時です。

ゆっくり口を開けてもらうと、
下顎が真っすぐ下へ動かず、
途中で左右どちらかへ大きくずれる。

開ききる少し前で引っかかり、
閉じる時にも同じ道を戻らず、
斜めに動くことがあります。

本人にとっては
毎日繰り返している動きなので、
それがいつもの動きになっています。

鏡を見て初めて、

「こんなに曲がって
開いていたんですね」

と気づく方もいます。

口を開け閉めする時の
偏った動きに伴って、

口を閉じている時にも
下顎の位置がずれ、
顔全体が歪んで見えることがあります。

顎を見る時は、
口を閉じた時の形だけでなく、

開けてから閉じるまで、
下顎がどのように動いているかも
大切な確認ポイントです。

顎が弱いのに、顎には負担がかかっている

顎関節症で来院される方には、
いくつか共通して見られることがあります。

食事が早く、
あまり噛まずに飲み込んでいる。

硬いものを避けることが多く、
噛む力も弱くなっている。

つまり、食事の時には
顎を十分に使えていません。

その一方で、
寝ている間の歯ぎしりや、
無意識の食いしばりがある。

音や引っかかりが気になって、
自分で顎をゴキゴキ動かしている方もいます。

食いしばりや歯ぎしりには、
ストレスや睡眠の状態、
日頃の癖など、

いろいろなことが関係すると
考えられています。

噛み合わせを
自分で整えようとしているという話もありますが、

原因は一つではなく、
まだ分かっていないことも多くあります。

普段はあまり使えていないのに、
力を抜きたい時には
強い負担がかかっている。

顎が弱いのに、
顎への負担は大きい。

このアンバランスが続くことで、
音や引っかかり、
下顎の動きの偏りにつながっていることもあります。

まずは、いつもの食べ方や、
無意識に顎へ力を入れていないかを
振り返ってみることも大切です。

顎だけでなく、身体全体のつながりを確認する

顎の音や引っかかりがあると、
どうしても顎だけに目が向きます。

ただ、実際に身体を確認してみると、
首や背中、骨盤などに、

強い緊張や動きの悪さが
見つかることがあります。

首の向きや背中の動きが変わることで、
下顎の位置や口の開け方が
変わることもあります。

そのためONE DROP整体院では、
まず下顎の位置と、

口を開け閉めする時の動きを
確認します。

そのうえで、
身体全体のつながりを確認しながら
整えていきます。

顎をたくさん触らなくても、
口の開け方や下顎の動きが
変わることもあります。

最後にもう一度、
口を開け閉めしてもらい、

音や引っかかり、
下顎の動きがどう変わったかを
一緒に確認します。

鏡を見ながら、ゆっくり口を開けてみる

顎の音や引っかかりは、
毎日のことなので慣れてしまいます。

「前からこうだったから」

「痛くないから大丈夫かな」

と思いながら、
そのままにしている方も少なくありません。

気になった時は、
鏡の前でゆっくり口を開けてみてください。

下顎が真っすぐ動いているか。

途中で左右にずれたり、
引っかかったりしないか。

口を閉じた時に、
顔全体が左右どちらかへ
歪んで見えないか。

自分の顎が普段
どんな動きをしているのか、

確認してみるだけでも
気づくことがあります。

痛みがなくても、
音や引っかかり、

顎や顔の歪みが気になっている時は、
そのままにせずご来院ください。

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