「ぎっくり腰」 |

「あっ！ヤバイ！！」

その瞬間、あなたは動けなくなる。
腰を押さえ、へっぴり腰でその場に固まりながら、「ヤバイ…」を何度もつぶやく。

ぎっくり腰って、ただのアクシデントではないこともあります。
実は、身体の奥に積み重なっていた疲れや緊張が、“もう無理かも”とサインを出してきているのかもしれません。

無理してきたこと。
見て見ぬふりをしてきたこと。
それらが“腰”という要の場所に現れることがあるのです。

だからこそ、ただ痛みを一時的にやわらげるだけではなく、
静かに、やさしく、身体全体のバランスに目を向けることが大切です。

また元気に歩き出せるように。
そして、ぎっくり腰が繰り返されにくい状態を目指して。

このリストに2つ以上当てはまる方は、
ぎっくり腰の背景に、腰以外の部分も関わっている可能性があります。

ゆっくり静かに、でも確実に溜まっていくぎっくり腰。

こうした日々が続くと、身体の深部に「冷え」と「疲れ」がじわじわと積み重なり、
それがある日突然、「あっ、ヤバい！」という感覚として現れることがあります。

こちらは“怪我”に近いイメージです。

このような強い動作負荷が、筋肉や関節に大きなストレスをかけてしまい、
ぎっくり腰の引き金となるケースも見られます。

どちらのタイプにも共通しているのは、
「大腰筋」や「仙腸関節」、「胸椎・頚椎の圧の偏り」
「自律神経の緊張状態」などが関係していることが多い点です。

「今の身体に、本当に必要な調整を見極めること」です。

ぎっくり腰は、「悪くなった場所」ではなく、
「限界を迎えつつある身体全体」に意識を向けることが必要になる場合があります。

ぎっくり腰の方は、身体も心も、とても敏感な状態で来られることがほとんどです。

この段階では、刺激をできるだけ避け、
身体に蓄積された緊張をやさしく緩めていくアプローチを行います。

痛みがやわらいできたら、
本来の身体の機能がうまく働くよう、少しずつ調整を進めていきます。

「自然治癒力の働きを信頼する」

ONE DROP整体院が大切にしているのは、
“身体がもともと持っている回復力”が働きやすくなるよう、邪魔をしないことです。

整えようと力を加えるのではなく、
「回復のきっかけ」を一緒につくることを目的としています。

だからこそ、焦らず、
身体の声に耳を澄ませながら、
その人の内側にある“回復する力”が動き出すのを、共に待つ。

そんな施術を、ここで行っています。

ぎっくり腰の方が来られたとき、
「どうしよう…またやってしまった」
「なんでこんなことに…」と、申し訳なさそうにお話される方が多くいらっしゃいます。

でも私は、それを責める必要なんてまったくないと思っています。
むしろ、身体が一生懸命出してくれた“声”を聞けたということだからです。

ぎっくり腰は、ただの「筋肉のトラブル」ではなく、
これまでがんばってきた心身の“積み重ね”が表に出た形かもしれません。

ONE DROP整体院では、今出ている痛みだけを追いかけるのではなく、
あなたの“全体”と“背景”をていねいにみつめながら、
身体が本来持っている回復力が動き出すきっかけをつくるお手伝いをしています。

ぎっくり腰はつらいものですが、
これをきっかけに「身体を見直す時間」にしてみませんか？

あなたの身体がまたのびのびと動き出せるよう、
ここで静かに、深く、寄り添わせていただきます。