それは「心の問題」ではなく、「脳の疲れ」かもしれません
人間関係・仕事・気候・環境の変化……
私たちは毎日、多くのストレスを受け取っています。
それに対応しようと働き続けるのが、脳の中にある「視床下部」や「前頭前野」。
でも、ストレスが続くとこの部分が疲れきってしまい、
自律神経の切り替えもうまくいかなくなります。
この「脳の疲れ=脳疲労」こそが、眠れない・息苦しい・不安になる……といった
不調の背景として関わっていることがあります。
✅ もしかして「脳が疲れている」サインかも…
- 布団に入ってもなかなか寝つけない
- 夜中に何度も目が覚めて、朝スッキリ起きられない
- 眠っても疲れが取れた気がしない
- ちょっとしたことで胸がドキドキして不安になる
- 電車やエレベーターなど密閉空間で息苦しくなる
- 暑くないのに突然汗が噴き出すことがある
- めまいや立ちくらみ、ふわふわ感が続く
- 胃腸の調子がいつも悪く、食欲が安定しない
- 目が乾く・疲れる・まぶたがピクピクする
- 頭が重い、ボーッとして集中できない
- イライラしやすくなったり、感情の波が激しい
- 病院で「異常なし」と言われたけど、つらい…
こんなサインが出ていたら、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。

自律神経失調症の症状は、ライフステージで異なります
(思春期10~20代)は「子供の整体」をご覧ください。
青年期(20〜30代)
社会に出たばかりで、仕事や人間関係のプレッシャー、生活リズムの乱れから
自律神経が乱れやすくなる時期です。
- 寝つけない・眠りが浅い
- 動悸・息苦しさ・不安感
- 過呼吸・パニック発作
- 消化不良・便秘や下痢
- 「ちゃんとしなきゃ」と思うほど体が動かない
壮年期(40〜50代)
仕事や家庭での責任が大きくなり、頑張りすぎ・我慢の積み重ねから
自律神経の疲労が目立つ時期です。更年期と重なる場合もあります。
- 慢性的な不眠・寝ても疲れが取れない
- 頭痛・肩こり・耳鳴り・めまい
- 集中力の低下・記憶力の低下
- 胸のザワつき・モヤモヤ・焦燥感
- ホットフラッシュ・冷えのぼせ
老年期(60代〜)
生活環境や人間関係の変化、体力の低下などがストレスになりやすく、
自律神経の調整力そのものが弱まってくる時期です。
- 昼夜逆転・日中の眠気と夜間の不眠
- 立ちくらみ・血圧の不安定さ
- 胃腸の不調・食欲低下
- 感情の起伏が激しくなる
- 理由のない不安感・寂しさ
女性特有のホルモンバランスの影響について

女性の身体は、月経・妊娠・出産・更年期といったライフステージの変化に伴い、ホルモンバランスが大きく変化します。
特に以下のタイミングで不調が起こりやすくなります:
- 月経前(PMS)や月経中の不安定さや体調不良
- 妊娠中・産後の疲れや不安感
- 更年期のホルモン低下にともなう不定愁訴
ホルモンと自律神経は、どちらも視床下部という脳の中枢でコントロールされているため、
一方が乱れるともう一方にも影響を及ぼします。
こうした変化の背景には、ホルモンと自律神経のバランスの揺らぎが関係していることもあります。
オステオパシー整体では、こうした女性特有の体調の変化に寄り添いながら、心と身体のリズムをやさしく整えていきます。

ストレスによる「脳の疲れ」と自律神経の関係
● 精神的ストレス
- 人間関係の悩み
- 仕事や学業のプレッシャー
- 過去の出来事やトラウマ
- 孤独感や不安の蓄積
これらが続くと、自律神経をコントロールする視床下部が疲れてしまい、
交感神経が過剰に働き、副交感神経への切り替えがうまくいかなくなります
● 身体的ストレス
- 季節の変化、気圧や寒暖差
- 騒音、強い光、混雑などの刺激
- 不規則な生活や睡眠不足
- 栄養バランスの偏り、スマホの見すぎ
これらが蓄積すると、身体が「緊張状態が続いている」と誤認し、
自律神経のバランスが乱れていきます。
● 不安が脳を疲弊させるサイクル
- ストレスや不安が積み重なる
- 脳が疲れ、自律神経中枢の働きが低下
- 夜にリラックスできず、眠れない・回復できない
- 心身のバランスが崩れ、さらに不安や不調が強くなる
だからこそ「脳を休めること」が必要です
ONE DROP整体院では、頭蓋骨・内臓・神経・経絡などにやさしくアプローチし、
副交感神経が働きやすい状態を目指して、丁寧に整えていきます。
自律神経が整ってくると、心と身体は本来のリズムを思い出し、
自然に眠れたり、気分が落ち着いたりといった変化が起こりやすくなります。

🌱 なぜ起こるのか(原因・背景)
自律神経は、心拍・呼吸・消化・体温・ホルモンなど、
私たちが意識しない多くの機能を24時間支えています。
このバランスを保っているのが
「交感神経(緊張・活動)」と「副交感神経(休息・回復)」の切り替えです。
現代人は、スマホや情報過多、過密スケジュールなどの影響で
交感神経が優位になりすぎ、リラックスする力がうまく働かなくなりがちです。
さらに、以下のような背景も影響します:
・不規則な生活や睡眠の乱れ
・気候・季節の影響
・対人関係のストレス
・我慢や感情の抑圧
・女性ホルモンの変動
心と身体はつながっています。
心の緊張は、やがて身体にも影響を及ぼすようになります。
オステオパシー整体によるアプローチ
自律神経の乱れは「整えて」「ゆるめて」「切り替える」
不調に対して「症状を抑える」のではなく、
身体と脳に蓄積された緊張をやさしく解放することが大切です。
ONE DROP整体院では、オステオパシーの技術を使い、
全身をニュートラルな状態へと整えていきます。

STEP1:ストレスの正体に“気づく”こと
- カウンセリングで、今どんなことが負担になっているかを言語化
- 「何を我慢しているのか?」など、自分でも気づかなかった感情に目を向ける
- 認めて、許して、手放す。そうすることで身体も緩み始めます
STEP2:全身の歪みを整え、身体をニュートラルに
- 骨格の歪みやねじれを、やさしいタッチで調整
- 内臓や経絡を整え、エネルギーの循環を促す
- 血流やリンパの流れがよくなることで、身体の回復力が働きやすくなります
STEP3:脳・神経を深く緩める頭蓋アプローチ
- クラニアル(頭蓋仙骨療法)で脳の循環をサポート
- 経絡を使って脳の緊張をほどき、自律神経の働きを正常化
- 施術中に眠ってしまう方も多く、頭が軽くなったと感じることもあります
「眠れるようになる」ことが回復のスタート
眠ることは、身体が自分を回復させるための大切なプロセス。
当院では、睡眠の質が整っていくことを大切に考えています。
🌿 院長からのメッセージ
僕自身も、かつて自律神経のバランスが崩れたような経験をしたことがあります。
20代後半。仕事や人間関係のストレスが重なり、心が閉じてしまい、人を信じられなくなっていました。
そんなとき、救いになったのが「海」でした。
波に揺られながら、自然のリズムに身をゆだねるうちに、張りつめた心が少しずつ緩んでいったんです。
そして、もう一つが「人との出会い」。
過去や肩書きではなく、“今の自分”を受け入れてくれる人たちとの関わりが、
僕にとって大きな転機になりました
人は自然に癒され、人との関わりによって救われる。
この体験が、今の僕の整体の原点です
この経験が、今の僕の整体の原点になっています。
このページの内容に少しでも共感したり、「もしかして自分も…」と思ったなら、
どうぞ一度ご相談ください。
あなたが本来のリズムを取り戻すお手伝いができれば、とても嬉しいです。
